パリのワインビイストロ
オ一ナ一の横顔
Portraits de patrons de bistrots
ジャック・メラックの
横顔
Portrait de Jacques Melac バリク一のオ一ナ一、ミッシェル・ジネストン Michel
Gineston, patron du Barricou
オ・プチ・シャヴィニョルのオ一ナ一、ベルナ一ル・ロック-ブ一ジェ
Bernard Roque-Bourges, patron Au Petit Chavignol マ・ブルゴ一ニュのオ一ナ一、エメ・クグル一 Aime
Cougoureux, patron de Ma Bourgogne
パリのブドウ収穫期とワイン祭り
Vendanges et fetes du vin à Paris
パリのブドウとブドウ畑
Vignes et vignobles de
Paris
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パリのワインビストロ
オ一ナ一の横顔 PORTRAITS DE PATRONS DE BISTROS A VINS
ジャック・メラック Jacques Melac
文句の多い野暮に見える冗談好きの性格。
伝説的口ひげの持ち主の彼は、20年以来、パリのワインビストロの化身である。
彼は持ち前の茶目っ気でお客を上手にリラックスさせ、また彼の優しくデリケ一トなところは、若い女性たちをはずかしがせる。
そんな彼に逢おうと、人々はシャロンに集まってくる。メラックのビストロに行くことは、絵葉書にあるようなおさだまりな店ではなく、本当の肉と骨のあるパリっ子のビストロに行きたいからに外ならない。ビストロは昔のままである。
同じテ一ブル、同じイス、そして瓶が踊っているようなボトル置き。
故郷であるアヴェイロン地方、彼の愛するボズ一ル村とそこの郷土物産をいつも宣伝し、かたくなに守り続けている。
メラックはワインビストロの精霊的父親の存在である。
カウンタ一ワインの聖職者でもある。
彼のビストロでワインを飲み、《うまい》と言えば、《このワインはカシスの味がするんだよ》という返事が返ってくる気さくさ、さらに会話は非常に美味しいワインを作っている栽培者の話へと進んでいく。メラックにとって、ワインは人と人を結ぶものに他ならない。ジャック・メラックはワインの味が口に長く残るコルビイエ一ル地方のドメンヌ・デ・トロワ・フィ一ユを持っている。
フランスのブドウ栽培界が不振に陥った今日、彼はボジョレ一、ラングドックの奥義を若い世代に手ほどきをする伝道者でもある。
《メラックは我々全員の父親である》とは、2004年にBouteille d'Or (ビストロ最優秀賞)に輝いたヴィットリ一・スュル・セ一ヌにあるランプレビュのオ一ナ一、ロ一ラン・ル一ク一の言葉である。
彼のワインに関する考え方は断固として共和国的である。それは、シャト一・シャロンヌの収穫に立ち会えば納得するであろう。
40年前、彼のビストロのカ一ブに植えられたバコ種のブドウの木は、ビストロの店頭に見事な実を付けた。毎年9月第2土曜日には、人々がテ一ブルについている間、ファンファレ一のなる中で、このブドウは子供たちによって、収穫され、つぶされる。この日、この口ひげの持ち主はレオン通りを歓喜で燃え立たせるのである。
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