カフェのないパリなんて想像できますか?
Que serait Paris sans ses cafés ?
 
 
 パリの歴史の一部は、カフェやキャバレーの
カウンターと店内奥の空間とで創られました。
中世の居酒屋から啓蒙時代のエレガントなカフェ、
アンシャン・レジーム期のキャバレーや、プロコープの
ような革命家のクラブまで、パリ社会でのカフェの
地位は時とともに上昇し続けました。作家たちに
はじまり、画家のドガやマネ、モネ、ルノワールの
ような人たちもカフェに集いました。印象派たちは
モンマルトルの庶民的なカフェに集まりました。
サン=ジェルマン・デ・プレやモンパルナスも、
リップやドゥ・マゴ、フロールやクーポールのように、
歴史的建物として分類されるほどの特権的なカフェが
なかったら、これほどまでの栄光やこれほどまでの
芸術家、小説家たちが集まってくることは
なかったでしょう。

  サン=ジェルマン・デ・プレのカフェ ボナパルト
Le Bonaparte

 
Les prix littéraires

 フランスには有名なゴンクール賞だけでなく、
他にもとりわけ期待されている文学賞が存在します。
それはカフェの文学賞、つまり、カフェ・ド・
フロールやドゥ・マゴ、ブラッスリー・リップの
文学賞などです。それらに共通している点は、
19世紀や20世紀の芸術家たち、画家たち、
作家たちが集まっていたカフェの、芸術的、文化的な
オーラを文学賞というものによって再生すること
なのです。

 20世紀における文学的、芸術的生活とほぼ
同義語になっている、これらサン=ジェルマン・
デ・プレの3つのカフェは、独自の文学賞を
生み出しました。それは1933年にサンジェルマン
・デ・プレ賞を創設したドゥ・マゴから
はじまりました。


  ドゥ・マゴ賞 Le prix des Deux Magots
フロール賞 Le prix de Flore
リップ賞 Le Prix Lipp
ウェプレール賞  Prix Wepler




レーモン・コスト ドゥ・マゴのカフェのギャルソンとしての誇り
Histoire d'un garçon de café
ラ・クーポール
La Coupole
歴史的なカフェ プロコープ 
Le Procope
クローズリー・デ・リラ 
La Closerie des Lilas
リップの長い物語
Brasserie Lipp
ブラッセリー ウェプレール
Le Wepler
ジンマー
Le café Zimmer
レ・ドゥ・マゴ
Café Deux Magots
カフェ・ド・フロール
Le café de Flore
  カフェ・ド・ラ・ぺ
Le café de la Paix